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テイバーパーク Tabor Park - 都市ガイド

テイバーパークを上から見下ろしてみると、川の南岸に沿った居住区であることがわかります。ギャングがはびこるマーラ、評判の悪いエイカン、不潔なモライア居住区(Moriah Projects)に囲まれながらも、生き残ろうともがき続けている地域です。クロスボーンとデーモンアーミーという2つのエグザイルギャングの間で現在起きている抗争のため、この地域はあなたのようなマトリックスから目覚めた人にとっては危険な場所になっています。
テイバーパークは本来は、古いアパートやオフィスで成り立っている地域です。しかし最近、この地域の資源を支配しようと活動している多数のエグザイルの活動によって、発展してきています。ダウンタウンからの橋がこの地域の北側まで延びています。この橋はテイバーパークに行く為の数少ないルートのひとつとして、戦略的に重要です。

チェスマン Chessman

チェスマンは謎の人物です。いつ彼がチェスをするためにこの地域に来たのか、誰も思い出せません。さらに、彼がいなかった時期を覚えている者も知りません。ティクタク(Tick Tock)(この人物については後の説明でお話する予定になっています)のように、チェスマンは以前のバージョンのマトリックスから存在しているようです。停戦以前に私達が考えていたよりもずっと数多くのエグザイルたちが、マトリックスのリロードの間に起きるシステムの復元の際に、身を隠す方法を見つけています。そのようなエグザイルの中には非常に古くから存在している者も、危険な者もいるかも知れません。
チェスマンは自分のチェスゲームの状況は、マトリックスの現在のプログラム処理を直接反映しているのだと確信しています。彼はチェスの一手一手の組み合わせを通して、先行きを知ろうとしています。一説によると、彼は時々、新しいデータノードの発生のような出来事を、チェスを通して予言することができるそうです。しかし、彼は自分の用いている方法を解明することはできません。
チェスマンにはテイバーパークの同じ名称の広場で会うことができます。自分のもとを訪れるマトリックスから目覚めた者に、仕事を持ちかけてくるようです。しかし、仕事を頼もうとするエグザイルには注意して下さい。エグザイルたちの気まぐれで変わった性格はよく知られていますし、人間の命に対する価値観も、人間とは違うのですから。

デーモンアーミー Demon Army

デーモンアーミー(The Demon Army)はカルト教団でもあり、ギャングでもあります。入団や昇進の折には、奇妙な血の儀礼などの儀式を行っています。団員は狂信的なエグザイルたちで、何とかして敵対するクロスボーン団を倒そうとしています。皮肉なことに、彼らのテイバーパークでの「縄張り」は、リッチランドの中ではましな地域だと思われています。デーモンアーミーは秘密主義的なので、公然と犯罪を犯すには向かないからです。また、マトリックスから目覚めていない人間を襲うよりも、クロスボーン団との戦いを重視しているようです。

ライト研究社 Wright Research Corporation

ライト研究社は、テイバーパークでは全くの新参で、テイバーパークの未開発地域の近くに本部が建てられたばかりです。私達の仲間が調べた結果、この会社はシルバーという名のエグザイルが支配していることがわかりました。シルバーは以前は主にエイカンで経営活動を行っていました。このたびのテイバーパークへの進出は、この地域の資産を支配しようという戦略の一部のようです。というのも、この地域の資産は自分のものである主張していた何人かの強力なエグザイルたちが、例の停戦につながる事件で破壊されたからです。
ライト研究社の代表は才能ある実業家であり科学者でもある、ダニエル・ライト(Danielle Wright)というマトリックスから目覚めた女性です。ダニエルはシルバーの補佐のひとりであることは、誰が見ても明らかです。彼女はかつては私達の仲間でしたが、強く自由なザイオンという、ロック司令官が描いた展望に失望してしまいました。
新築のライト研究社本社は、ガラスとレンガで出来た建物で、一見重要な場所には見えません。しかし、シルバーはこの場所で興味深い計画を実行しようとしています。おそらくあなたには将来、彼らの秘密を解き明かす手助けをする機会が訪れることでしょう。