Oracle's Speech オラクルの話
あらまあ、立派になって。
見違えるようだわ。
まあ、お掛けなさいな。
わかっているわ。聞きたいことがあるんでしょう。いつもの事だもの。
でも時間がないの。
ご覧の通り、マトリックスには不測の事態が起ころうとしている。
行き先は2つあるとでも言っておこうかしら。
1つ目はマトリックスが存続し、皆が共存できる可能性がある道。
2つ目は終末。何もかもが滅び、戻る事は無い。
わかっている。ぞっとするような事だわ。
知っているでしょうけど、あなたはもちろん、私さえ知らない力が動いている。
ネオが作り出した停戦協定を喜ばない、強力な存在。
でもあなたとお友達には奴らを止めることができる見込みがある。
そうすればネオも感謝することでしょうよ。
間違っていないわ。彼はこの事を何らかの形で予想することができたから。
正直、どうやってかはわからないけど。ああいう特別な人だから。
ネオはマトリックスに自分のかけらを残している。
見たでしょう。ぎらぎら光る目の侵入者が集めているのを。
かけらを取り返すのに頑張ってくれたわね。
でも自分勝手で、皆で分け合うものを無駄使いしてしまったのね。
協力しなくてもできると思うけど、大変な仕事になる。
モーフィアスがこのことを理解してくれればいいのに。
いずれにしても、一人で終わらせることは出来ないわ。助けが必要よ。
ネオの残骸は人間の手で組み合わせることはできない。難しすぎる。
ずっと昔、賢い人々がいた。自分たちのことを「シェイパー(Shapers)」と呼んでいるわ。
まだこの辺りにいるのだけど、彼らが見られる事を望まなければ、実際に見ることはできない。
でも、このような事があったのだから、助けてくれると思う。
彼らを守り、仕事の場へ導いて欲しいの。
心配しないで。どこへ行けばいいのかは彼らが教えてくれる。
シェイパーをコントロールできる者はだれでも、ネオの力の大部分を使うことができるでしょう。
人間は自分勝手だから、協力したがらないでしょうね。
別にいいのだけど。でも、シェイパーが侵入者たちの手に落ちないようにしてね。
わかった?とても重要なことなの。
シェイパーが侵入者たちに捕まるなんて事はあってはならない。
そうなったら恐ろしい事になるわ。私でさえ何が起こるかわからない。
良かった。やってくれそうね。
行って、他の人にも伝えて。皆が知らなければ。
今度会う時にはクッキーを作っておくわ。
